イナヅマTVログ

2011.05.17
16:24
author: taikiken
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ActionScript 3, 配列を定数にしても参照側から書換えられる

AS 3, ActionScript 3 の定数はスカラに限らず、Array, Object, Vector….などほぼどんな型でも宣言可能です。

配列など参照渡しになる型の使用には注意が必要なようです。
参照側でデータ変更が行われると定数宣言をしていても値の変更が行われます。
エラーは発生しません。

package  {
	public class Fruits extends Object {
 
		public static const BASKET:Array = ['apple','banana','melon'];
 
		public function Fruits() {
		}
	}
}
var clone:Array = Fruits.BASKET.concat();
trace(Fruits.BASKET); //apple,banana,melon
clone[0] = 'スイカ'; 
trace(Fruits.BASKET);//apple,banana,melon
 
var reference:Array = Fruits.BASKET;
trace(Fruits.BASKET); //apple,banana,melon
reference[0] = 'マンゴ';
trace(Fruits.BASKET); //マンゴ,banana,melon

参照だからこうなって当たり前なんでしょうけどねぇ…
定数宣言してるからって気を抜いちゃうとひどい目にあいそうです。

変数へ代入したいときはちゃんと複製処理しないといけません。
以前投稿したコチラをご利用ください。
ActionScript 3, ArrayとObjectのクローン(複製・コピー・copy)を作る

update 2011-05-18
ちょっと気になることが…
ActionScript 3 は定数にスカラ以外も設定できるけど、これは矛盾を生んでいる気がしてきた。
いっそはっきり「できない」「エラー」にしたほうが整合性がとれるように思えます。

そこは現場力でなんとか乗り切る手段を考えなくては
現場対応としては、

定数はリテラルに限る。

完全に書替え不可な定数的な扱いの配列型の作成は、一回だけ値を設定できる変数にする。

次に続く・・・ActionScript 3, 定数のように扱える配列型変数のお勉強

2011.05.17
00:35
author: taikiken
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Flashの未来, Flash Player 11 – Incubator 更新

Flash Player 10.3 登場とほぼ同じタイミングで Flash Player 11 – Incubator が更新されました。

Adobe AIR and Adobe Flash Player Incubator

将来の Flash Player になるかもしれない、ならないかも、な Flash Player です。
Kamijo氏のブログが詳しいです。
Flash Player 11.0.1.3 インキュベーター版の更新情報
Flash Player 11.0.0.56 インキュベーターリリース公開

今回の Incubator で個人的に気になったのは H.264/AVC SW Encode for camera encoding です。
WebcamのデータがH.264 Encodeができるようになるのかなぁ。
P2Pなアプリに使えるかもと期待しています。

JSON (JavaScript Object Notation)
やっとだった。
これにまかせてたら安全にパースしてくれること期待。

他にも Socket, GC など気になるもの機能がたくさんあります。
どのようにリリース版に搭載されていくのか楽しみです。

DisplayObjectContainer.removeChildren
Childインスタンスを一気に削除するメソッドも追加されているようです。

ところで、JPEG, PNGを生成するネイティブコードはいつになるんだろう。
あと、MovieClip.duplicateMovieClip() も欲しい。

2011.05.14
00:33
author: taikiken
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Flashの未来, Flash Player 10.3 登場

Flash Player 10.3 がリリースされました。
細かなバージョンは 10.3.181.14 になります。

Flash Player 10.3 Release Notes
http://kb2.adobe.com/cps/901/cpsid_90194.html

今回のアップデートで気になるところをRelease Noteからひろいだしてみました。

IE 7 以下のサポートが終了

System Requirements
Windows
Updated minimum browser versions: AOL 10.1, Firefox 3.5, Firefox 4, Internet Explorer 8, Opera 11

ブラウザ・サポートが IE8 からになっています。
日本でのIE 7使用率が3割を超えていることを考えるとかなり大胆な印象です。

最新 Flash Player の登場で IE のバージョンアップを促進、なんてことがおこるのでしょうか。

Mac PowerPCのサポートが終了
しょうがないよねぇ、もういいでしょ。

OS X での自動更新通知
原文:== Auto-Update notification for Mac OS ==
OS Xのソフトウェア・アップデートにでるってこと、なのかなぁ?
それともAdobeのソフトウェア・アップデートに表示されるってことなんかなぁ?

Flash Playerのアップデートにはセキュリティ・アップデートが含まれていることが多いので最新Playerを使うことは必須です。
残念ながら現実は多くの人がマシン購入時にインストールされているPlayerを使い続けてることが多いようです。

これで最新Playerの普及が進むのなら嬉しい限りです。

【感想】
過去の遺産と決別をしたのは大きなポイントになると思います。
無駄(?)な下位互換をせずに済むのであれば、本体コードは身軽になり将来の機能追加の自由度が高くなるはずです。

kamijo氏のブログが詳しい
Flash Player 10.3 Android 版とデスクトップ版の公開

Adobe : Flash Player features

2011.05.13
14:44
author: taikiken
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Youtube, The Desperados experienceのキャンペーンサイトがいけてる

http://www.youtube.com/user/desperados

@bouzeさんのついっとで知ったYoutube の The Desperadosのキャンペーンサイトがかなりグットきます。
ヘッダー部分の一部を残しほぼ全画面Flashで作ったYoutubeを模したサイトになっています。

いつ登録されたのかは知りませんが既に見た人も多いのでしょうねぇ。

ビデオ再生ウインドウがクラッシュして大きな穴があくところなどビックリします。

どうしたらこんなキャンペーンサイトを作れるのかがとても気になります。

The Desperados experience

The Desperados experience

The Desperados experience

ROME

2011.05.13
14:11
author: taikiken
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ROME, WebGLにかけるGoogleの本気度

http://www.ro.me
ROME “3 DREAMS OF BLACK” の話題でTwitter TLがにぎわっています。

ROME

WebGLを使ったPVです。
Chrome, FirefoxなどのWebGLをサポートしたブラウザでないと見ることはできません。

コンピュータのグラフィックボードにも依存するようです。
Windows マシンで見ることができなかったというつぶやきを見ました。

使用マシン(MBP Core 2 Duo 2.8GHz, 4GB, OS X 10.6)だと動きはカクカクするしマウスへの追随も遅れが目立ちお世辞にもなめらかとは言えませんでした。

それでもWebGLの未来を見せつけられた気分です。
あらいポリゴンを逆手に取ったようなモデリングと処理を軽くするためだろうシェーディングのコンテンツには作り手の魂が乗り移っているようでした。
今までも多くのブラウザ上での3D技術が登場しては忘れ去られて行った中で本命が登場した気がします。

ブラウザを選びはしますがプラグインをインストールしなくとも再生できるのは大きなアドバンテージだと思います。
Web界にも3Dが根付く日が来るのかもしれません。

対応できるように準備をしておかなくては…

ROMEのようなコンテンツが増えてくると、デザイナーだとかエンジニアとか線引きしたがる人たちにとってはつらい時代になるかもしれません。
すでにそうなってると前々から思っていたのですが、境界を超えたスキルとか感性が求められているように感じます。

ROME

ROME

技術解説ページもあります。
http://www.ro.me/tech/

同ページのビデオとMODEL VIEWERも必見です。

WebGL Experiments
http://www.chromeexperiments.com/webgl

chromeexperiments.com の webgl セクションに多数のWebGLサンプルが掲載されています。

2011.05.12
12:10
author: taikiken
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Flash Builder 4.5 + SourceMate 3, 使ってみた

Flash Builder 4.5 の日本での販売は5/20なのでもうしばらく待たないといけないのですが、体験版をダウンロードして使ってみました。
ZendStudioを搭載したPHP開発に興味があったので Flash Builder 4.5 for PHP にしてみました。
Flash Builder 4.5 は日本語版が用意されていましたが Flash Builder 4.5 for PHP は英語版でしたが問題なく使えています。

Flash Builder 4.5
https://www.adobe.com/cfusion/tdrc/index.cfm?loc=ja&product=flash_builder

Flash Builder 4.5 for PHP
https://www.adobe.com/cfusion/tdrc/index.cfm?product=flash_builder_php&loc=ja

添付SDKは、3.6.0 と 4.5.0 だけでした。
4.1系も欲しかったので別途ダウンロードして sdks フォルダに配置しました。

Flex 4 Downloads
http://opensource.adobe.com/wiki/display/flexsdk/Download+Flex+4

Flash Builder 4.5 は Android, iOS アプリ開発に使えるらしいので色々試してみたいと思います。
日本語のリソースも登場し始めています。

API リファレンス
http://help.adobe.com/ja_JP/FlashPlatform/reference/actionscript/3/index.html?filter_flash=cs5&filter_flashplayer=10.2&filter_air=2.6

mx パッケージは完全に無くなっていました。

オンライン・ヘルプ
http://help.adobe.com/ja_JP/flashbuilder/using/index.html

コード補完が強化されているようです。
Flash Builder のコード開発ツール

ショートカットが少し変更されたようでちょっと戸惑っています。
プロジェクト全体を検索
command+shift+F -> control+h

AIR 2.6 で iOS アプリ開発 – 参考サイトメモ

Flexデベロッパーセンター / Flex 4.5 モバイル マスターシリーズ
第1回 Flexモバイルプロジェクトの紹介
第2回 画面遷移フレームワーク

SorceMate 3
超絶便利なプラグイン SorceMate も引き続き使うためにインストールしました。
Flash Builder 4.5 用に SourceMate 3 が登場しています。

http://www.elementriver.com/sourcemate

Ver.1, Ver.2ユーザーは無料でアップグレードしてくれました。
ありがたい!

Upgrade Information

With the release of SourceMate 3.0, ElementRiver is making changes to our upgrade guarantee and automatic upgrade policy. The most important announcement is that any customer who purchased SourceMate 1.0 and subsequently purchased the SourceMate 2.0 upgrade will receive SourceMate 3.0 absolutely FREE. This is our way of saying thanks to the continue support from our valued customers. Simply use your SourceMate 2.0 upgrade license key to activate 3.0.

Ver.2, Ver.1のシリアルを入れて無事に使えるようになりました。

update 2011-05-13
mx パッケージの件
APIリファレンスで表示されなくなっていたので使えなくなっているのかと思いましたが、import のヒントには表示されていました。

[Embed contorl+space で表示されていた補完ヒントが SourceMate 3 インストール後表示されなくなったような…

SourceMate
メソッド生成ショートカットが、func commandcontrol+space に変更になっていました。
fu, fuc control+space でもヒントが出てきます。

Adobe : Flash Builder tips and tricks
http://www.adobe.com/devnet/flash-builder/articles/tips-tricks.html

update 2011-05-23
[Embed 補完ヒントの件
command+1 -> contorl+space でヒントが出ました。

import classの補完が出来るときと出来ないときがある。

command + 1の補完が強力になっている。
sp = new Sprite(); -> command+1 で変数化とimport可能。

2011.04.20
10:08
author: taikiken
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OS X, デスクトップ・アプリケーション、Navicat for MySQL Lite

AppleのApp StoreにあったNavicat for MySQL Lite(無料)をインストールしました。

Navicat for MySQL Lite - PremiumSoft CyberTech Ltd.

MySQLを操作するアプリケーションです。
MAMPのMySQLへ接続させてみました。
設定は以下のようにしました。

[Connection]をクリックして新規作成

[General]タブ
Connection Name : 任意の接続名称(左ドロワーに表示される)を入力
Host Name / IP Address : localhost
port : 3306(MAMPデフォルトから変更してます)
User Name : MySQL管理者ユーザー名, root
Password : 設定しているパスワード
Encoding : 任意「UTF-8」を選択しました
Enable MySQL character set : チェック

[Advanced]タブ
Use socket file : チェック + /Applications/MAMP/tmp/mysql/mysql.sock

リモートサイトのMySQLへも接続できるようなので、サーバーにphpMyAdminを自力でインストールしなくてはいけない時に重宝しそうです。

これで無料なのは超お得です。
開発者のPremiumSoftは他に、SQLite, PostgreSQL, Oracle, SQL Serverようのアプリをリリースしてました。

サイトには有料版のPremium版もあるのですが、Liteとの機能差はなんでしょう?

2011.04.16
07:04
author: taikiken
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太田さんの「クロスプラットフォーム戦略の優位性」がステキすぎる件

slideshareで公開されているAdobe 太田禎一さんのPDF「クロスプラットフォーム戦略の優位性」がとてもすばらしい。

http://www.slideshare.net/otachan/ss-7610869

iOS, Androidなどスマートフォン / モバイル端末向けアプリ開発するための開発コスト・環境などのことが豊富な資料とともにまとめられています。
Adobeの方ですので自社製品のAIRで開発するのに優位性があるという内容なのですが、その他の開発環境との比較や現状分析、今後の予想などの資料も充実しています。

iOS, Androidなどのアプリ開発を始めよう、携わってる人は読んでおいて損はないのではないかと思います。
特に、C, Objective-C, Javaなど未経験でこれからiOS, Androidアプリ開発をしようと思ってるFlasher, Webな人たちにはお薦めです。

CS5.5の0.5アップデートはiOS, Android向け開発環境を充実させるためだと理解しています。
Flash, Flash Builder, Flash Catalyst, Dreamweaverへのてこ入れはAdobeにとっては必然だったのでしょう。
0.5だけのアップデートへの不満も聞かれたりしますが、PDFに書かれている今後の展望を見ていると将来のために次のステップに踏み出す必要性を感じられるのではないかと思います。

Web業界でデザイナー、マークアップエンジニアだと自負している方は、今後ますます増えていくだろうビュー側ハードの多様性に対処するためのスキルアップは必須になることと思います。
複数の開発環境があるのを知るだけでも価値はあると思います。

2011.04.15
13:47
author: taikiken
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iOS, cocos2dを使った開発のヘルパー・アプリケーション

cocos2dはiOS / Xcodeでゲーム開発に焦点を当てたライブラリです。
物理エンジンにBox2Dを搭載し実装を手助けしてくれます。
とはいえ Objective-C がむずいし、さらにその上 C++ な cocos2d が出てくると気持ちも萎えてしまうことも度々です。

そんなこんなをお助けしてくれるアプリの登場です。

LevelHelper
http://levelhelper.wordpress.com/

LevelHelper LevelHelper - Bogdan Daniel Vladu

サイトによれば以下の機能があるとのことです。

Top features:

Create complex levels with physic in just minutes.
Don’t have to write code to load the level.
Generates code for Cocos2d (C++ and Objective C) with/without physics in Box2d
Generates code for CORONA (lua) with/without physics in Box2d
Transform your sprites to suit your levels with size, opacity, angle and many more.
Change the physic properties on one or multiple sprites at once.
Create joints and make complex physic simulations.
Create masks so that you control if one object collide with another.
Duplicate objects easy and with specified offset.
Create tags and control objects in your custom code.
Add your own custom classes to the objects.
Snap to grid to align your sprites better.
Unlimited undo/redo

ビデオを見るととても簡単に実装してました。
さてさてどうしましょう。

700円かぁ、買ってみよう。

使用感はまた後日にでも…

Tutolial
http://levelhelper.wordpress.com/tutorials/

FAQ
http://levelhelper.wordpress.com/faq/