Flash Player 10.3 がリリースされました。
細かなバージョンは 10.3.181.14 になります。
Flash Player 10.3 Release Notes
http://kb2.adobe.com/cps/901/cpsid_90194.html
今回のアップデートで気になるところをRelease Noteからひろいだしてみました。
IE 7 以下のサポートが終了
System Requirements
Windows
Updated minimum browser versions: AOL 10.1, Firefox 3.5, Firefox 4, Internet Explorer 8, Opera 11
ブラウザ・サポートが IE8 からになっています。
日本でのIE 7使用率が3割を超えていることを考えるとかなり大胆な印象です。
最新 Flash Player の登場で IE のバージョンアップを促進、なんてことがおこるのでしょうか。
Mac PowerPCのサポートが終了
しょうがないよねぇ、もういいでしょ。
OS X での自動更新通知
原文:== Auto-Update notification for Mac OS ==
OS Xのソフトウェア・アップデートにでるってこと、なのかなぁ?
それともAdobeのソフトウェア・アップデートに表示されるってことなんかなぁ?
Flash Playerのアップデートにはセキュリティ・アップデートが含まれていることが多いので最新Playerを使うことは必須です。
残念ながら現実は多くの人がマシン購入時にインストールされているPlayerを使い続けてることが多いようです。
これで最新Playerの普及が進むのなら嬉しい限りです。
【感想】
過去の遺産と決別をしたのは大きなポイントになると思います。
無駄(?)な下位互換をせずに済むのであれば、本体コードは身軽になり将来の機能追加の自由度が高くなるはずです。
kamijo氏のブログが詳しい
Flash Player 10.3 Android 版とデスクトップ版の公開
Adobe : Flash Player features