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Robert Penner’s Programming Macromedia Flash MX

Robert Penner’s Programming Macromedia Flash MX

Flash MX, 2002年の本です。
Actionscriptが2.0や3.0へ進化するとは考えもしなかった時の本です。
Flash, Actionscriptのポテンシャルを強烈に印象づけられました。
この時代にOOPでActionscriptを組み立て、モーションエンジンや3D、物理計算まで取り入れた超未来的な本で今でも良く読み返します。洋書をこんなにぼろぼろになるまで読んだのは初めてです。

この本に書かれているコードは全て現在でも通用する品質をもってると思います。
当時のFlashな人の世界がどうなっていたかはよく知りませんが、多くの人に影響を与えたのではないかなぁと想像しています。
ちなみにTweenerのEauation.asにはRobert Pennerさんのクレジットが入っていて、easing関数は流用しているものや改造され追加されているものが使われているようです。

mxライブラリがこっそりとFlashに添付され、ある日それを偶然見つけ、mx.transitions.Tweenやmx.transitions.easing.*がこの本に書かれているコードとそっくりなのにビックリしました。
Robert PennerさんがMacromediaの人になったんだとその時に気がつきました。

ネットから情報を集めるのにうとかったせいもあって、つい最近まで便利なFlashライブラリがあるとは知らず、自分でヒーヒー言いながら作ってました。
mx.transitions.Tweenは何度もプリントアウトしてClassの作り方や考え方を勉強させてもらいました。

OOPなんて言葉を知ったのもこの本からです。
そうかObject指向なんだと、PHPやPerlなんかにもずいぶん役に立ちました。
Flash MX向けの本なのに今でも陳腐化していない黒柳徹子的驚異な生きてる化石な本です。

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