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iPad, WIRED Magagine イケテルとこそーでもないとこ

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WIRED MagazineWIRED Magagine Wired Product Reviews

雑誌のWIREDは好きな雑誌で年間購読をかなり長い間してたこともあり、迷わずすぐに購入をしました。

iPadアプリのWIRED Magagineがメディア、特にテレビに好評みたい。
なにかとiPadだと未来的な電子書籍が体験できるとデモに使われてました。
タッチするとビデオが見れたり3D回転したり画像やテキストが切替わるのは絵的に面白いからだろうなーと想像がついてしまいます。
こんなところにもテレビの末期的症状が顔をのぞかせています。
おもしろそうなネタには飛びつくけど、なんの分析もなく派手な絵に煽動的なコメントを被せて満足しているようにしか見えなかった。

WIRED Magazineのスゴイところは今まだ誰もなし得なかった紙とデジタル・コンテンツを融合させたことです。
雑誌のWIREDがiPad WIRED Magazineの登場でどのような関係になるのか。とかぜひメディアとして放送して欲しいものです。

使ってみて、直ぐに懐かしい感じがしたのは昔々のCD-ROMと似てると思ったからでしょうねー。
iPad用コンテンツとして開発されてはいるし開発言語も違うので同じわけはないんですけど、どことなくそんな匂いを嗅ぎ取ってしまったのは年を取ってるせいです、マチガイなく。
WIREDは電子書籍ではなくオーサリングされたデジタル・コンテンツそのものです。
世間一般に動画や音声や3D表現がiPadの電子書籍だと実現できると勘違いされるとはなはだ困ったことになるのではないかと懸念します。
WIREDだからこそできたことであって電子書籍では不可能です。

洗練された動きとiPadの特性を活かした優れたコンテンツだと思います、iPadを持っているのならぜひ経験して欲しいアプリのひとつです。
本体を回転させてもデザインが崩れないのは驚異的とも言えます。
どこがどう変わったかは凝視しないと気づかないでしょう。
デザインチームは常に2種類のデザインを用意しなければいけなかったんでしょうね、ぞっとします。

ただ、インタラクティブ・マルチメディア・コンテンツの弱点がどうしても残ってしまいます。
どこをタッチするのかはかなり配慮されていますが、それでもタッチしたのに無反応だったり(タッチする場所ではなかった)タッチなのかスワイプなのか分かりづらかったりなどがありました。
マウスオーバーのないデバイスのUI開発はまだまだ正解が見えていない混沌とした状況のようです。

WIREDが今後標準として扱われると、電子書籍ってああいうことができるもんだってことになっちゃいますよね。
制作サイドはココロしてかからないとクライアントやエンドユーザーを満足させられなくなりそうです。

Web Designer Magazine Web Designer Magazineはちょっと悲しいできだったので逆に安心したりもしました。
紙媒体を電子化するのはかなり重労働だと思わされました。
覚悟なく参入するとひどい目に会いそうです。

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