Flash & Flex を使ってデスクトップ アプリを作ってみるの巻
USBデバイスでFlashファイルをコントロールできないかと調べたのがきっかけですが、Flash & Flex でデスクトップ・アプリーケーションを作る方法をまず調べてみました。
Zinc
かなり良さそうです。multidmedia.com の Zinc 3.0 Builder + Zinc 3.0 Plug-in Windows, OSX だと
.swf
からアプリケーションを作成できるようです。3.0 から Flash Player 10 に対応したと書いてあります。
同梱されている {mdm}Script 3.0
を使うとシステム・コントロールも可能なようです。
作成した swf
ファイルを Zinc [File – New] で選択し [Project – Build Project] するだけでアプリケーションができます。
対応 OS は Windows, OSX, Linux となっていました。
Builder は無償ですがアプリケーションを Build するのに必要なプラグインは有料です。
Online Shop では 2009-08-16 まで若干ディスカウントされています。
Windows : $297.49
OSX : $297.49
Linux : $254.99
高いか安いか微妙な感じもします。
プラグインも全てパケージされたDemo版が使用可能です。
作成したアプリケーションにはWaltermarkが入りますが全ての機能をつかえるようです。
Download Zinc™ 3.0 Builder Now (Windows & Mac OSX)
Demo版で作成したアプリケーションをダウンロードできるように用意しました。
SiON練習用のファイルをアプリケーションにBuildしました。
使用に関しては自己責任でお願いします。
トラブルが発生しても対応できません。
他の選択肢としては・・・
Flash
パブリッシュでプロジェクタを選べば.app, .exe
を書出せますが、サンドボックスの影響でアプリとしてできることが少なすぎます。
AIR
選択肢としてはAIRになるのでしょうが、このAIRってランタイム上のアプリになってしまうのでインストールユーザーに、AIRランタイム, Flash Player が必要になってしまいます。
確かにAdobeはシームレス・インストールな仕組みを提供してくれてはいますが、AIRアプリ プラス他の環境を用意しなければいけないな状況は変わりません。
また、できないことが結構多いのも残念だなぁと思わずにはいられません。
Director
Directorだったら可能なのに、と思うこともあります。
まぁこのDirectorもアップデートはかろうじて続いてはいますが、増築を繰返した旅館のように分かりにくいツールになっていますし、extraメーカーが離れてしまい最新Directorで使えなくなり困ったことになっています。
最新版Director 11.5を使用してもサポートするFlashファイルがFlash Plaer 9(AS3)までだというのもつらいところです。