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iPhone SDK, 参考図書

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iPhone デベロッパーズ クックブック

著者 Erika Sadun は NeXT, Newton, iPhone などのガジェットに通じ、プログラミング、デジタルビデオなどのテクノロジーに関する書籍を30冊も書き上げたギークだと紹介されていた。

Amazonで洋書が1/18発売なのに、これほど早いタイミングで翻訳発売されたのはうれしい限りです。

「クックブック」と言うだけに、ステップアップをはかる人にとって最良の1冊なのだと思います。

それでも初めて iPhone SDK を使う人への解説も抜かり無く書かれています。

プログラミング言語の Objective-C に関する記述はほとんどありません。

残念な点は全てのサンプルコードのアプリケーション名が “HelloWorld” に統一されていて、素人な私にはサンプル別の違いが分かりにくいと感じました。
アプリケーション名をユニークなものにするとシュミレータがサンプルだらけになるとの配慮からなのは良くわかるのですが・・・

またサンプルコードは、一般的な
Controller, Delegate それぞれにヘッダー(.h)、ソース(.m)、そして main.m を作成するのではなく、
可読性を上げるために main.m 1ファイルに記述する方法を採用している点も少しザンネンです。

しかし「クックブック」の名前に恥じない公式SDKに記載のない解決方法が満載されている本書は、現時点で数少ない日本語手引書の1冊です。

iPhone Sdk Application Development

オライリーの最新刊です。

Beginning iPhone Development: Exploring the iPhone SDK とどちらにするか迷ったのですが、新しいこととオライリーな点で iPhone SDK Application Development にしました。

オライリーらしく図解が少ない点は少々あきらめモードです、サンプルコードに対する画面キャプチャがもっとあると読みやすいのにと思わずにはいられません。

サンプルコードはSDKが作り出すデフォルトのものを利用してくれているので、ファイル関係やコーディングはこちらの方が良くわかります。


どちらも Objective-C に関する解説はほんの少しです、あっても C だと・・・と C 開発経験があることが前提になっているようです。

iPhone SDK のドキュメントにも Objective-C に関してたくさん書かれているのでまずはそれを見ることにしよう。

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